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視点 : 飯の種では、たまらない
投稿者: admin 投稿日時: 2009-7-5 19:21:00 (1195 ヒット)

超高齢化が進み、介護分野の人材不足を補完する意味合いもあって、介護・福祉分野へのロボット技術の導入が言われ続けている。

経済産業省が2005年から2年間実施した「人間支援型ロボット実用化プロジェクト」をはじめ、今後もロボット技術が必要とされる分野として、介護・福祉ロボット開発に多額の予算(税金)が投じられる予定。

そんな中、パラマウントベッドが移乗用具「リターン」を販売した。

「リターン」は、ベッドから車いす、ベッドからトイレなどの移乗をサポートする用具(スウェーデンのRoMedic社製。重量約17kg。価格は約23万円)。

看護・介護者は、要介護者を中腰で支えたり、持ち上げることが多く、腰痛が問題視されている。

ロボット技術は本当にユーザーの側に立っているのか。
多額の税金で進められる介護ロボットの開発は、大企業や大学研究室などで働く研究者の単なる「飯の種」になっているだけではないのか。
そして、介護ロボットは、介護現場に本当に必要なのか。

介護・福祉用具はユーザーにとって使いやすく、簡便で、低価格が理想。
現場の声を今一度謙虚に聞く姿勢が必要だ。

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NPO法人ロボティック普及促進センター

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『2007年高齢者・障害者の次世代自立支援機器の市場性と介護施設のニーズ分析』

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