メインメニュー
ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
視点 : アンドロイドサイエンス
投稿者: admin 投稿日時: 2008-3-9 20:35:00 (1852 ヒット)

ロボット研究者は日本に約4000人。全世界では1万人を越える位はいるのだろうか。
それぞれの研究者が、それぞれの考え、立場でロボットの研究をしている。
当然、ロボットについてはいろいろな意見、考えがある。

ジェミノイドの開発で有名な大阪大学大学院の石黒浩教授。
その石黒氏の著書「アンドロイドサイエンス」(毎日コミュニケーションズ刊)には、絵画への興味から画像認識の研究世界に入り、やがて人と関わるロボットの開発を経て、人間らしさの研究、人間の存在としてのロボット(ジェミノイド)に至る経緯が、率直な言葉で語られている。

ロボット研究者としての石黒氏の興味は、ロボットを通して人間を知ること。

人間とはなにか、人間らしさとはなにか。
それは、自己とは何か、心と体は分離できるかなど、哲学の世界に通じていく。

著書の中で、太文字で簡潔に語られる言葉がある。
研究、実証を経験した上での言葉だけに、それは箴言のようでもある。

・ロボットは人間を映し出す鏡である。
・人間は人間が何かであるかを知るために生きている。
・人の興味は物事の起源か人そのもののどちらかである。
・人間は対話相手を常に擬人化する。
・人間型ロボットは機械として認識されるがゆえに、他人より話やすい対話相手になる。
・・・

そして、SFの世界で描かれた出来事についても、明快だ。

・人間は創造したものをいつかは必ず具現化する。
(つづく)

印刷用ページ このニュースを友達に送る
robocasa
NPO法人ロボティック普及促進センター

[ 書籍のご紹介 ]

『近距離移動用パーソナルモビリティの市場と将来性2011』

『高齢者・障害者の次世代自立支援機器と介護者・障害者のニーズ分析2010 』

『宇宙関連ビジネスの波及効果と有望分野 (PDF版) 』

『近距離移動用パーソナルモビリティの将来性 (PDF版)』

『2009年版 住宅・住設メーカーのRTの取組みとサービスロボット分野別市場規模』

『2008年版 企業向けサービスロボットの導入ユーザーの評価と今後の市場』

『2007年高齢者・障害者の次世代自立支援機器の市場性と介護施設のニーズ分析』

『2006, Update on the Partner Robot Market and Analysis of Key Technologies and Parts [Color Edition]』



新着イベントレポート
新着インタビュー