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2015 「おそうじロボット」の導入/未導入ユーザー調査と市場動向 (シードプランニング)

特徴 機能 価格 詳細
国内外の最新家庭用/業務用自動掃除ロボットを詳述   162,000円 ?ロボットメディア取材、執筆

コメント:2011年、2013年に続いて自動掃除ロボットに関する調査リポートの第3弾。
2012年以降、東芝ホームアライアンス、シャープ、LG電子などの大手家電メーカーが市場参入して、自動掃除ロボット市場は一気に拡大。2014年には自動掃除ロボットのメーカー別シェアで約7割を占める米アイロボットが「ルンバ800シリーズ」と床掃除ロボット「ブラーバ」を発売。他にも「トルネオ ロボ」(東芝)、「ボットバック」(米ネイトロボティクス)、「Scout RX1」(独ミーレ)、「DEEBOT D79」(中国エコバックス)などが相次いで発売され、2015年3月には、いよいよ「RULO」(パナソニック)も市場参入し、英ダイソンも「360Eye」の発売を今春予定しており、自動掃除ロボット市場は「大競争時代」に突入した。
本調査レポートでは、自動掃除ロボット市場の一層の拡大が予想される中、パナソニック、ダイソンの参入で今後の市場シェア争いはどうなるか。価格、機能を含め、国内外の大小メーカーについて詳細に比較、検証している。
また、窓ふきロボットや芝刈りロボットなど、海外の最新自動掃除ロボットについても記載しており、自動掃除ロボットの基礎資料としての活用をお薦めする。
?ロボットメディア取材、執筆。
(2015.3.22)

2013「おそうじロボット」の導入ユーザー調査と市場動向 (シードプランニング)

特徴 機能 価格 詳細
最新自動掃除ロボットと遠隔操作ロボットを詳述   150,000円 ?ロボットメディア取材、執筆

コメント:自動掃除ロボット元年と呼ばれた2011年に発刊された調査リポートの第2弾。
2012年には東芝ホームアライアンス、シャープ、LG電子などの大手家電メーカーも参戦し、一人暮らしの若者から共働きのファミリー、高齢者世帯まで、幅広い年齢層に受け入れられ、自動掃除ロボット市場は一気に拡大。掃除機のひとつの分野として完全に認知されるまでになった。
本調査レポートでは、国内外の最新の自動掃除機を取り上げる一方、ユーザーのアンケート調査を実施。購入者の7割以上が操作性や性能に満足し、非購入者の不満は価格などを明らかにしている。
国内外の最新遠隔操作ロボットについても記載しており、自動掃除ロボットの基礎資料としての活用をお薦めする。
?ロボットメディア取材、執筆。
(2013.7.16)

2012「おそうじロボット」の導入ユーザー調査と市場展望 (シードプランニング)

特徴 機能 価格 詳細
自動掃除ロボットと遠隔操作ロボットを詳述   105,000円 ?ロボットメディア取材、執筆

コメント:面倒な掃除はロボットにまかせて、その分、自分のための時間や家族と過ごす時間を大切にしたいという一人暮らしや核家族の新しいライフスタイル。また、年齢的に頻繁に掃除するのが辛いという超高齢化の進展などもあり、自動掃除ロボット「ルンバ」は2011年に約15万台が発売された。2004年に国内で発売されてから約7年。「ルンバ」は自動掃除機の新たな市場を創りつつある。
この調査レポートでは、国内外の自動掃除機を取り上げる一方、ユーザーのアンケート調査を実施。自動掃除機購入者は、一人暮らしの男性が案外多いこと。購入者の約3割が満足し、不満は価格。などを明らかにしている。
今後、普及が見込まれる国内外の遠隔操作ロボットについても記載している。
自動掃除ロボットの基礎資料としての活用をお薦めする。
?ロボットメディア取材、執筆。
(2012.1.20)

camitool 紙トール  (シコク)

特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
電動ペーパーホルダー
  • 排出紙の長さ60〜120cm
  • 樹脂、純木、ステンレスの3タイプ
60,000円〜95,000円 取り付け作業代別

コメント: トイレは住まいの中で最も自動化が進んでいる場所だが、トイレットペーパーの部分だけはこれまで自動化されていなかった。
camitool 紙トールは、上部のセンサーに手をかざすと、設定した長さにトイレットペーパーを折り畳んで出す電動ペーパーホルダー。
市販の家庭用トイレットペーパーであればどのタイプ(シングル、ダブル、トリプル、エンボス有り、芯無し、芯有り等)でも使用でき、排出する紙の長さも三段階(60、90、120cm)に調整可能。
専用の取り付けスタンドもあり、どこにでも持ち運べるのでポータブルトイレとの併用もできる。
リウマチや片麻痺などで手先が思うように動かなくなった人や高齢者向けに、まずは病院や介護施設などへの導入を進めるようだ。
今後はトイレットペーパー以外の紙(ペーパータオルなど)への対応を進め、調理場への導入も検討や、トレイにペーパーが残っていると次のペーパーが出ない(ペーパーの無駄遣い抑制効果)ので、飲食店や公共施設などにも拡がっていくかもしれない。
(2012.1.14) 

サービスロボットビジネスの市場動向 (シードプランニング)

特徴 機能 価格 詳細
サービスロボット過去10年の総括と市場予測   189,000円 ?ロボットメディア取材、執筆

コメント:サービスロボット過去10年の総括と今後5〜10年の展望と課題をまとめた調査リポート。
現在、サービスロボットの安全性に関する国際規格の策定が進められており、サービスロボットはこれまでの研究、開発の段階から、実用化、商品化の時代に移ろうとしている。トヨタ自動車やパナソニックをはじめ多くの企業もサービスロボットの実用化を加速させている。
本レポートでは今後、サービスロボット市場を牽引していくことが期待されるトヨタ自動車とパナソニックを中心に、両社と競合する企業(大和ハウス工業、セールス・オンデマンドなど)の事業戦略を評価、比較、分析。
サービスロボットを取り巻く最新の状況をできる限りわかり易く、かつ、コンパクトに網羅することに努め、国や地方、世界の取り組みを紹介すると共に医療、介護、移動、製造、オフィス・店舗、教育・教材、コミュニケーション、エンターテインメント各分野の業態別の動向も分析している。
サービスロボットの基礎資料として活用をお薦めする。
?ロボットメディア取材、執筆。
(2011.8.31)

近距離移動用パーソナルモビリティの市場と将来性2011 (シードプランニング)

特徴 機能 価格 詳細
次世代パーソナルモビリティの現状把握、市場予測   126,000円 ?ロボットメディア取材、執筆

コメント:パーソナルモビリティ(電動二輪車/電動アシスト自転車/シニアカー/立乗り電動二輪車)の現状と将来動向をまとめた市場リポートの最新版。
ほぼすべての項目を新たに取材、まとめており、特に今後普及が期待される電動二輪車を詳述。また、全国で社会実験が行われているサイクルシェアリングや、立乗り電動二輪車の普及に影響を及ぼす可能性のある自治体の自転車通行に関わる動向などについても記載。パーソナルモビリティの基礎資料として活用できる。
?ロボットメディア取材、執筆。
(2010.12.8)

インテリジェント非常通報システム  (セコム)

特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
強盗自動検出システム
  • 不審者検知
  • 悲鳴検知
  • 複数人検知
レンタル料金は、24,000〜38,000円/月。 同社のオンライン安全システムや画像監視システムと組み合わせて利用する必要有り

コメント: 大多数の人は、突然の異常事態に遭遇するとパニックに陥ってしまいがち。
このシステムでは、非常ボタンを押せない状況であっても、強盗や窃盗などを画像認識(覆面やフルフェースヘルメットなど)や音声認識(悲鳴検知)により、自動的に異常事態として、画像と音声をセコムに通報する。
機器自体が動くわけではないが、これは完全なロボットシステム。
今後、職員や店員が縛られている状況を自動検知する行動認識技術も取り入れられるという。
(2010.10.6)

高齢者・障害者の次世代自立支援機器と介護者・障害者のニーズ分析2010 (シードプランニング)

特徴 機能 価格 詳細
ICT及びRT(ロボット技術)の介護・福祉機器への活用の可能性!  
  • 189,000円
  • ?ロボットメディア取材、執筆

    コメント:高齢者や障害者の次世代自立支援機器について、開発メーカーだけでなく、機器のユーザーである介護施設、老人ホーム、病院などのニーズについて詳細に調査・分析した2007年版に継ぐ第二弾の資料集。
    今回は、特に脳の運動関連情報を基に外部の機器やコンピュータを制御する技術「ブレインマシンインターフェース」や、実用化が進むパワーアシストスーツについての最新動向を紹介している。
    介護分野におけるロボットテクノロジーの動向を知る基礎資料として活用されることをお勧めする。
    ?ロボットメディア取材、執筆。
    (2010.6.23)

    セキュリティーシステム連動・エレベーター行先予報システム  (三菱電機)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    エレベーターの輸送効率の向上
    • 群管理システム
    • 入退室管理システム
    個別見積り

    コメント: 大規模企業のビルに用がある場合、セキュリティチェックが厳しくなっているため、昼食時などはエレベーターホールが人であふれ、中々来ないエレベーターにイライラすることも多い。
    この「セキュリティーシステム連動・エレベーター行先予報システム」は、社員証などのIDカードの情報からあらかじめ設定されたその人の行き先階を判別し、セキュリティーゲートの表示器に乗車するエレベーターの号機を表示。利用者を行き先階ごとにまとめ、停止する階を少なくすることで、混雑時のエレベーターの輸送効率を約15%向上させたという。
    厳格なセキュリティチェックとビルの高階層化がますます進む時代。今後、エレベータになくてはならないシステムになるかもしれない。
    (2010.5.6)

    VOCALOID−flex  (ヤマハ)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    表現豊かにしゃべる機能を付加
    • 歌声合成ソフト
    法人のみライセンスベースで提供

    コメント:2003年に発売された「VOCALOID」は、歌詞とメロディーを入力するだけで、ボーカルパートを制作できる歌声合成ソフトウェアで、このソフトを使って発売された「初音ミク」は、バーチャルアイドルにオリジナル曲を歌わせることができることから多くの一般ユーザーが「初音ミク」に曲を提供。それが動画ポータルサイトで発表され、オリコンチャートで上位を占める曲まで登場している。
    この「VOCALOID-flex」は、歌声合成だけでなく、より人間に近い発話(感情豊かな表現や、方言等のアクセントやイントネーション)が出来るようになった。実際、聞いてみたが、かなり人間の声に近い。
    映画やアニメ等のアフレコや、ロボットの音声、キャラクター玩具等での利用を想定している。
    しかし、思った通りの声質にするには微妙な調整が必要で、熟練した技量がいることから、プロ向けの販売になったようだ。
    2010年4月にはインターネットからダウンロード出来る「NetVOCALOID」が発売される予定。
    (2010.3.27)

    エフロボ・クリーン  (フィグラ)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    自律移動型の多目的ロボット
    • 自律走行ユニット
    • 作業ユニット
    • 約2.5時間連続稼働
    318万8,000円 エンドユーザーには、リース会社を通じて5年リースで販売

    コメント: エフロボシリーズは、作業ユニットの入れ替えにより様々な用途に活用できる多目的ロボット。自律走行ユニットと作業ユニットから構成される。
    その清掃タイプである「CLEAN」は、スキャナーで取り込んだビルの平面図に基づき、指定した作業領域(最大で約1,000?/h)を自動清掃する。連続稼働時間は約2.5時間。
    清掃ユニットは、「液剤塗布」や「消毒」に変えることができる(オプション)。
    主な販売先はビルメンテナンス業者を想定しているが、エフロボを「広告媒体」としての活用を考えるビルオーナーにも販売していきたい意向のようだ。
    エフロボシリーズは、清掃用「CLEAN」のほか、防犯用「SECURITY」、受付案内用「TALKS」、環境計測用「ECO」、SECURITYと連動する「IT-CS」があり、今後、順次販売を検討していくという。
    (2009.12.11)

    眠りSCAN  (パラマウントベッド)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    睡眠管理システム
    • 睡眠日誌
    • 分析機能
    • 有線/無線LAN
    オープン価格 本体とソフトウェアは別料金

    コメント: 睡眠は、食事や運動と共に人間にとって重要な生命活動。
    この「眠りSCAN(スキャン)」は、本体をマットレスの下に敷くことで、眠っているのか目覚めているのかを評価できる機器。
    非装着なので睡眠を妨げずに長時間の睡眠・覚醒リズムを把握することができる。寝ている姿勢や位置による影響もほとんど受けないという。
    測定データは本体のSDカード(最大60日・100件)に記録されるが、LAN(有線/無線)経由であれば、離れている人の睡眠・覚醒状態をリアルタイムで知ることもできる。
    メインユーザーは医療・福祉施設。睡眠データを継続して取れるので、患者の睡眠・覚醒リズムや起床時間を把握することで、生活リズムの改善に役立つという。また、覚醒がリアルタイムでわかるので、認知症患者がベッドから離れる前に様子を見に行ったり、オムツを換えにいくなど、患者の睡眠を妨げずに患者本位の介護が可能という。
    今後は、高齢者の見守り+健康予防管理のツールとして、また睡眠に不安を持っている人へのチェック機器としてなど、幅広い導入を目指しているようだ。
    (2009.10.28)


    <追記>神奈川県の介護・福祉施設に試験導入。神奈川県が進める介護・医療分野ロボットの普及に関するモデル事業の一環。
    (2010.9.24)

    宇宙関連ビジネスの波及効果と有望分野 (PDF版) (シードプランニング)

    特徴 機能 価格 詳細
    宇宙関連ビジネスの現状と将来動向   126,000円 ?ロボットメディア取材、執筆 PDF版のみ

    コメント:日本の宇宙開発利用は、2008年8月に施行された「宇宙基本法」により、これまでの研究・技術重視から、利用ニーズを重視した政策へと大きく転換した。
    本レポートは、宇宙に関わる各機関・企業への取材を基に、日本の宇宙関連ビジネスの現状と将来動向について記述。特に今後様々な需要が期待されている「超小型衛星」と、2010年夏に打上げられる準天頂衛星を使った新たな「衛星測位」ビジネスを中心に詳述している。
    また、宇宙旅行や月探査、国際宇宙ステーションなどにも言及し、世界の宇宙関連ビジネスの全体像をわかりやすく知ることができる。
    ?ロボットメディア取材、執筆。
    (2009.10.7)

    近距離移動用パーソナルモビリティの将来性 (PDF版) (シードプランニング)

    特徴 機能 価格 詳細
    次世代パーソナルコミュニータ製品の現状把握、市場予測   126,000円 ?ロボットメディア取材、執筆 PDF版のみ

    コメント:電気で動く近距離移動用パーソナルモビリティ(シニアカー/電動アシスト自転車/ 電動二輪車/立乗り電動二輪車)の現状と将来動向をまとめた市場リポート。
    特に電気自動車と共に今後普及が期待される電動二輪車について詳述している。また、7月から解禁される三人乗り自転車(幼児二人同乗用)についても記載。
    ?ロボットメディア取材、執筆。
    (2009.6.29)

    RoboCar  (ZMP)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    カーロボティクス・プラットフォーム
    • ステレオ画像処理モジュール
    • 赤外線測距センサー
    • 小型レーザレンジファインダー
    • 電気自動車システム
    • 小型レーザレンジファインダー など
    598,000円 構成やオプションにより異なる。外装付きは129万8,000円

    コメント: カーロボティクス・プラットフォームと名づけられたこの「RoboCar」は、1/10スケールの車体に自律移動ロボット技術を実装している。
    通常、実車を用いての走行シミュレーションは、広大な土地や膨大なコストがかかるが、デスクトップサイズの「RoboCar」を用いれば、ユーザー側で作成した各種ソフトウエアを使って、自動運転や障害物回避、群制御、インフラ協調制御などのASV(先進安全自動車)の研究も手頃に行えるという。
    自動車工学や自律移動制御などを研究する大学の研究室をはじめ、ディーラーのショールームでの新技術のアピールなどでの利用も見込んでいるようだ。
    (2009.6.15)

    Palette  (フラワー・ロボティクス)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    マネキン型ロボット
    • ラーニングシステム
    • モーションデザインソフト
    全身タイプ (Palette) 販売500万円〜、レンタル30万円〜。アッパートルソタイプ(U.T.Palette) 販売70万円〜、レンタル134,000円〜。 いずれも4日間から 国内のみの対応

    コメント:人は、動いているものに反応する。静展示より動展示のほうが、当然人々の注目も集まる。
    「Palette」は、センサーで人間を感知して、来店客に応じてさまざまなポーズをとることができるマネキン型ロボット。
    人間の反応をデータ蓄積する「ラーニングシステム」や、ユーザーが希望するポーズを記憶させる「モーションデザインソフト」を内蔵しており、状況に応じて見る人を飽きさせない動きをすることで、洋服をより魅力的に見せることができるという。
    「Palette」は実用化が発表されてからだいぶ時間が立つが、販売が遅れたいちばん主な要因は、その価格にあった。今回、販売だけでなくレンタル価格を設定したことで、ファッションショーや展示会をはじめ、身近な場所で「Palette」を見る機会も増えるかもしれない。
    ジュエリーや宝飾品などに適したアッパートルソタイプの「U.T.Palette」もある。
    (2009.6.13)

    転倒転落予防ソリューション  (パラマウントベッド、ケアコム)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    センシング技術と情報処理技術の融合
    • 離床CATCH
    • インテリジェントナースコール
    別途見積もり ナースコール中継ユニットや電気工事などが必要

    コメント:病院内の事故で多いのが「転倒・転落」。看護師不足のため、患者ひとりひとりになかなか目がゆき届かないという現実がある。
    この「転倒転落予防ソリューション」は、パラマウントベッドのベッド内蔵式センサー「離床CATCH」と、ケアコムの患者情報一元管理「インテリジェントナースコールNICSS」とがシステム連携したもの。
    患者の症状に応じて「見守り、離床、離床予報、起き上がり」の4つのモードを設定することが可能で、転倒転落リスクの高い患者が離床した場合、その患者の氏名・部屋番号・ベッド番号が、看護師の持つPHSに通知される。
    患者を見守り、看護師の動線を短縮することで、患者の安全・安心の実現と看護師の病棟業務の負荷軽減に貢献できるという。
    この「転倒転落予防ソリューション」は、既存のシステムとロボットテクノロジー(RT)が連携することで新しい付加価値を作り出す好い事例だと思う。
    (2009.3.14)

    ロボットスーツ「HAL福祉用」   (大和ハウス工業)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    人とロボットの新しい関係がはじまる。
    • 生体電位センサー
    • 床反力センサーなど
    リース料金    単脚タイプ15万円/月。両脚タイプ22万円/月。 介護・福祉施設向け。リース期間は5年。販売地域は首都圏と関西圏のみ。

    コメント:2008年10月、大和ハウス工業は介護・福祉施設向けに日常生活のなにげない動作(立ち座り、歩行、階段の昇降など)を補助する「HAL(福祉用)」のリース販売を開始した。
    「HAL(福祉用)」を装着するには、皮膚表面に筋肉の神経電位信号を読み取るセンサーを貼り、服の上からロボットスーツを着用。装着時間はおよそ7〜8分で、慣れてくると片手でも取り付けられるようだ。
    リチウムイオンバッテリーの稼動時間は約1時間。充電も約1時間かかるため、長時間使用の場合は予備のバッテリーを用意する必要があるが、実際は短時間の使用が多いのではないかとみている。
    また導入施設での利用にあたっては、介助者のサポートを受けながら、複数の入所者が使用することを想定している。
    装着タイプは、下半身を支援する単脚用と両脚用があり、それぞれS、M、Lサイズが用意されている。
    「HAL(福祉用)」は介護・福祉施設の入居者の自立支援が目的で、リハビリなど治療を目的とした「医療用」ではない。
    「医療用」の場合は「医療機器」となるためハードルが高く、まずは用途を「福祉用」としたようだ。そして安全面、サポート体制を考慮して、個人ではなく、施設向けとし、また売り切りではなく、5年間のリース販売とした。納品は発注後2ヶ月程度かかるという。
    申込みは、「HAL」の総販売代理店の大和ハウス工業を通して行い、リース会社とのリース契約及びサイバーダインと保守契約を結ぶことになる。販売地域に関しては、「万全なサポート体制を構築するため」、当面は首都圏と関西圏のみとし、大和ハウス工業が手掛けた施設などを中心に地域の中核・ハブとなるような施設に販売していきたい意向のようだ。
    リース期間終了後は不法な取り扱いなどされないよう、サイバーダインが回収することになっている。
    大和ハウス工業では、導入時の講習やサービス員による取り扱い説明はもちろん、専用のコールセンターを設け、操作方法やメンテナンス、トラブルなどに対応していくとのこと。 また今後、単関節(上肢)タイプ、全身タイプも販売する予定。ユーザーの生の声を聞き、これまで気づかなかった点を改善、より小型化することで、部品の点数を減らし、コストダウンにつなげたいという。
    介護・福祉施設向けの実績と量産効果が出てくれば、個人向けやスポーツ施設向けの販売、特定の部位や重作業支援用など様々なタイプや、北欧など海外での展開、また将来的にはITの新しいインターフェースとしての活用も考えているようだ。
    年間目標は500台。2009年以降の販売動向に注目していきたい。
    (2008.12.25)

    <追記>3カ月、6カ月の短期レンタルを開始。
    (2009.6.23)


    <追記>足腰が弱った人や障害者が福祉用HALを使って運動のトレーニングができる体験型施設「HAL FIT」をオープン。
    (2010.8.4)


    <追記>神奈川県の介護・福祉施設に試験導入。神奈川県が進める介護・医療分野ロボットの普及に関するモデル事業の一環。介護現場での高齢者らの負担軽減の成果などを検証し、今後の製品開発や改良に生かす。
    (2010.9.24)

    2009年版 住宅・住設メーカーのRTの取組みとサービスロボット分野別市場規模 (シードプランニング)

    特徴 機能 価格 詳細
    住宅メーカー、住宅設備メーカーの次世代生活支援技術の動向   126,000円 ?ロボットメディア取材、執筆

    コメント:家庭におけるロボットの本格普及は2025年前後といわれている。
    本書は、主要住宅メーカーや住宅関連企業(住宅設備、家電等)など20社・団体に取材し、住宅における今後の市場動向、普及状況、有望分野などを分析すると共に、介護分野などで本格的な実用化が始まるパワーアシストスーツの最新動向についても記述。
    ロボットのユーザー企業でもある住宅メーカーは次世代生活支援技術をどのように住宅に取り入れ、ロボット普及を進めようとしているのか。そして住宅市場で期待されるサービスロボットはどのようなものなのか。住宅におけるロボットビジネスの基礎資料として活用されることをお薦めする。
    ?ロボットメディア協力、執筆。
    (2008.11.24)

    2008年版 企業向けサービスロボットの導入ユーザー評価と今後の市場 (シードプランニング)

    特徴 機能 価格 詳細
    業務用サービスロボットを導入したユーザーの評価   189,000円 ?ロボットメディア取材、執筆

    コメント:消費者向けロボット市場がなかなか立ち上がらない中、業務用サービスロボットが少しずつ広がり始めている。
    本書は、業務用サービスロボット開発メーカー19社と導入企業・団体15社を取材 (一部オープンデータ)し、メーカーの取り組みと実際にロボットを導入したユーザーの評価を比べながら、8分野(清掃、警備・移動、受付・案内、介護・見守り、仕分け・搬送、検査・点検、農林業、建設)の市場動向、普及状況、重要技術動向などを分析。
    また、パワーアシストスーツやタッチパネルの最新動向についても記述している。
    今後、市場拡大が期待される業務用サービスロボットの最初期のデータ資料として、また業務用サービスロボットをビジネスにするにはどうすればよいのか、その基礎資料として活用されることをお薦めする。
    ?ロボットメディア協力、執筆。
    (2008.2.23)

    カードDEチャレンジSimROBOT  (イクシスリサーチ)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    ロボット教育コンテンツ
    • バーコード付きのカードゲーム
    オープン価格

    コメント:「SimROBOT」は、バーコード付きのカードを使ったアーケードゲーム機。ゲーム内容は、100mダッシュ、マラソン、卓球、ゴルフ、カンフー、相撲の6種類。
    ゲームのコンセプト自体は「甲虫王者ムシキング」と同じで、ムシの変わりにロボットのパーツ(サーボ、バッテリ、コントローラ、センサなど)を集めて最強のロボットを作るというもの。
    小学校低学年をターゲットに、ロボットの仕組みやものづくりの楽しさを、遊びを通して自然に知ってもらうことが目的という。
    「甲虫王者ムシキング」が、多くの小学生をカード集めに夢中にさせたように、SimROBOTも「集客できる」ロボット教育コンテンツとして、科学館などに設置したい意向のようだが、「動かない」ゲームロボットに対しての科学館側の反応は、今ひとつらしい。
    アミューズメント機器を使った新しいロボットコンテンツの提案として、今後の拡がりを期待したいと思う。
    3万枚のカード(1枚100円)をつけて、2台一組で販売。
    (2007.12.19)

    ロボキャッチャー  (メカトラックス)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    2足歩行ロボットアミューズメント機器
    • 移動する
    • 景品を掴む
    • 景品を離す
    オープン価格

    コメント:ロボットを動かし、景品をゲットする業務用クレーンゲーム機。
    2足歩行ロボットをクレーンゲーム機に活用するというアイディアは、これまでも多くのロボット関係者が思いついていたはずだが、実際に商品化までしたところが見事。
    「ロボキャッチャー」というネーミングもわかりやすいし、また「移動する」、「景品を掴む」、「景品を離す」という3種類だけのシンプルなボタン構成もいい。
    これから全国のアミューズメント施設でこの機器に触れる機会も多くなるだろう。
    クレーンゲーム機の市場は約2000億円、関連する景品の市場は約700億円とのことだが、ゲーム機自体の差別化と著名なキャラクターを活用した専用景品原価の高騰などの課題を抱えており、実物のロボットを自分で動かすという「ロボキャッチャー」は、案外、大化けするかもしれない。
    問題はロボットのメンテナンスだろう。
    モジュール化した部品を交換するだけで現場スタッフでも対応できるようにするようだが、信頼性のある機器を量産し、故障の際にすばやく対応できるサポート体制を構築できるのか、注目したいと思う。
    (2007.12.10)

    ギガ先進予防テクノロジー  (いすゞ)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    目に見える安心を。
    • プリクラッシュブレーキ
    • 運転集中度モニター
    • ミリ波車間クルーズ
    • ミリ波車間ウォーニング
    • IESC
    オプション   60万円

    コメント:いすゞの先進予防テクノロジーは、先進視覚サポート技術「VAT」と、電子制御式車両姿勢制御システム「IESC」から構成されている。
    VAT」 (View Assist Technology)は、ミリ波レーダーなどを駆使することで、ドライバーの視覚を補完し、高度な安全運行をサポートするシステム。
    このシステムは、先行車や渋滞末尾の停止車両に接近すると、警告を発し、追突が避けられない場合は自動でブレーキをかけ、衝突被害を軽減する「プリクラッシュブレーキ」、
    ドライバーごとに運転操作のクセを学習することで、居眠り運転やわき見運転などの際のステアリングのふらつきをセンサーが検知し、ドライバーに警報やエアコン作動などで注意を喚起する「運転集中度モニター」、
    ミリ波レーダーで車間距離を監視する「ミリ波車間クルーズ」、「ミリ波車間ウォーニング」などからなっている。
    IESC」 (ISUZU Electronic Stability Control)は、ドライバーの操作状況や車両の挙動をセンサーで検知。不安定な車両姿勢の場合に警報音を発し、同時にエンジンやブレーキの自動制御を行い、横転や横滑りを未然に防ぐシステム。
    このVAT とIESCが、大型トラックのGIGAシリーズにはじめて同時搭載された。
    すぐれた安全システムだと思うが、装着自体はオプション設定のため、装着する、しないはこの車を購入する事業主の判断次第。
    しかし、ガソリン価格の高騰で経費をとことん切り詰めている運送業者にとって、安心安全が第一とわかっていても、プラスアルファまでして装着するかは、悩むところだろう。
    とはいえ、車両重量の重い大型トラックの事故は、周囲に甚大な被害をもたらし、また事業主にとっても大きな事業リスクとなるだけに、今後はオプション設定ではなく、全ての大型車に標準装備されることを期待したいと思う。
    (2007.11.10)

    OKAO Vision (オムロン)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    顔の様々な情報を早く正確にセンシング
    • 顔属性推定
    • 人体検出トラッキング
    • 顔器官位置検出
    • 顔向き視線検出
    • 瞬き検出
    • 笑顔認識 ほか

    コメント:最近、デジタルカメラや防犯カメラに搭載され注目されている顔画像センシング。
    この「OKAO Vision」は、処理時間1秒、認識率99%以上で本人を検出できるほか、横顔、ぼやけた顔、世界中の人の顔、サングラスやマスクをつけた顔などさまざまな状態の顔を高精度で検出。顔の骨格や皺・たるみなどを解析し、性別や年代、成人か未成年かを推定する。
    また、大量の顔画像から学習された3次元顔モデルにより顔向き、視線方向、まばたきの開閉度合いまでも検出し、動画像では人の動きをリアルタイムで追い続けることもできる。
    CEATEC JAPAN 2007では、カメラで撮影した顔の笑顔度をリアルタイムに表示する「リアルタイム笑顔度測定技術」と、性別・年代を推定する「顔属性推定」のデモンストレーションが行われ、カメラの前に立つと表示される自分の性別・年代の確かさに多くの来場者が驚いていた。
    「OKAO Vision」は、デジタル画像機器だけでなく、セキュリティ、マーケティング、車載、エンターテインメント、健康、ロボットへの搭載など非常に幅広い分野への応用が可能。
    オムロンでは、今後、顔画像センシングによる年齢推定、表情推定、感情理解などより高度な技術の開発を目指すという。
    身の回りを顔画像センシング機器に取り囲まれる日も近いかもしれない。
    (2007.10.9)

    <追記>綜合警備保障の警備ロボット「リボーグQ」に搭載される。
    (2007.12.6)


    <追記>JR東日本ウォータービジネスのデジタルサイネージに対応した新型自販機に採用。品川駅に第一号機を設置。今後2年間で東京近郊のJR駅構内に500台の設置される予定。
    (2010.8.11)

    FieldAnalyst(フィールドアナリスト) (NECソフト)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    マーケティングが変わる 性別・年齢層自動推定システム
  • 24時間365日データ採取
  • リアルタイム属性分析
  • 同時複数地点調査
  • 200万円(1ライセンス)

    コメント:個人の趣向が多様化して、事前に行う商品のターゲットリサーチやマーケティングがとても難しい時代になってきている。
    現在、大型商業施設やショッピングセンターの出店が相次ぎ、施設間競争が激化している中、新たにオープンした施設から既存の施設に至るまで、その施設の魅力を維持し続けるため、来場者の男女比や年齢比などの属性を把握し、より正確な客層分析が求められている。
    この「FieldAnalyst(フィールドアナリスト)」は、定点カメラによる映像から人物を検出して、その顔画像をもとに、どのような性別・年齢層の人が通ったのかを瞬時に分析、推定、集計するシステム。
    24時間365日のデータを採取することができ、日、週、曜日、月単位、同時複数地点など様々なデータ比較が可能。また、これまでのような人手によるカウントのばらつきがなく、常に一定の判断基準で、より有効な客層分析ができるという。
    集計された画像は蓄積しないため、個人情報保護法、プライバシー権、肖像権など、法的な問題には抵触しないとしている。
    「FieldAnalyst」のこのような特長を生かすことで、大型商業施設やショッピングセンター、アミューズメント施設、イベントホールなどでの客層分析、ターゲット分析、効果分析といった様々な利用を想定している。また、顧客カードやPOSデータなどと組み合わせることで、さらに詳細な分析もできるだろう。
    あらたなマーケティング手段として、今後広く活用される可能性を感じる。
    (2007.9.10)

    <追記>フジテレビジョンに、フィールドアナリストを使った広告を電子ディスプレイに配信し、広告価値測定まで行う「デジタルサイネージソリューション」を導入。
    (2008.7.17)

    <追記>人物の上体部分を検出することで、カメラに顔が映らない横向きや後向きの人物検出も行える「FieldAnalyst Ver2.0」を販売。価格は1ライセンス200万円。
    (2008.10.31)

    みまもりくんオンラインサービス (いすゞ自動車)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    物流業務を先端情報システムでサポート
  • インターネットデジタコ
  • みまもりくんコントローラー
  • 省燃費運転状況
  • メッセージ配信
  • 車両メンテ時期お知らせ
  • 車両位置お知らせ
  • 盗難かも?警報
  • 初期導入費用79,980円/台 サービス料金月額945円/台(定額) インターネットデジタコはオプション 28,000円(3年間パック)

    コメント:「みまもりくんオンラインサービス」は、KDDIのデータ通信網やインターネットを利用し、商用車の運行状況をリアルタイムに確認できる管理システム。日本初のASP型商用車テレマティクスとして2004年からサービスを開始した。
    2007年5月、車の走行速度と距離を自動記録するタコグラフに無線通信機能を追加した“インターネットデジタコ”(みまもりくんコントローラー)を用意。これによりデータ記録用のメモリカードが不要になり、カードの管理や交換の手間がなくなり、長期間の運行で車両が事務所に戻らなくても運行解析ができるようになった。
    さらに、音声ガイドや液晶画面で省燃費運転の状況をリアルタイムでドライバーに伝える機能や、事務所のPCから車両にメッセージを送る、部品の交換時期を自動で判断し、車両と事務所に通知する、運転者によるパスワード入力がない場合、管理者に盗難の可能性を通報する、車両のキーがオフの状態でも位置確認ができるなどの追加機能がある。
    乗用車テレマティクスは1998年からトヨタ、日産、ホンダがサービスを開始し、順調にユーザーが増えているが、商用車テレマティクスも世界的な原油価格の高騰、温暖化防止Co2削減要求の高まりなどから、「省燃費によるコスト削減」、「省エネ安全運転」、「運行管理による物流効率の向上」という物流業界のニーズは高い。また、ネットや携帯を利用した通販利用の拡大、時間帯・配達条件指定配送サービスの増加など、商用車テレマティクスを巡る市場の拡大が予想されることから、今後、商用車テレマティクスが急速に普及していくかもしれない。
    (2007.7.1)

    <追記>KYB(カヤバ工業)製ドライブレコーダーと連携し、事故が起こった瞬間の画像をリアルタイムで携帯電話などに送信するインターネットドラレコや、安全・省燃費運転状況を詳細に分析したECO安全運転レポートなどの機能を新たに追加。
    また、運行時間分析レポートや運転日報に改良をほどこし、運行サポート機能の充実化が図られた。
    初期導入価格87,330円/台(取り付け工賃は別途) 月額使用料945円/台
    (2007.12.20)

    <追記>バスに対応したサービスを開始。
    (2008.4.8)

    <追記>パソコンの画面上で車両現在位置を自動的に更新する『Auto連続モード』(オプション)で、車両の進行方向や車両の状態(休憩、積卸等)、車両の積載状況(空車、積車)の識別表示が可能となる。また、10キーユニット(別売)を接続することで、荷主、品名などの情報をドライバーが現場で入力することが可能となるとともに、入力した情報を運転日報へ自動的に反映し、ドライバーの作業負荷を低減する機能を追加。
    (2008.5.16)

    <追記>運行帳票完全自動化ソフト「みまもりくん日報代行」を開発。
    (2009.1.7)

    エレベーター地震時管制運転システム (三菱電機)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    緊急地震速報を活用して、閉じ込めを低減
  • 緊急地震速報利用地震時管制運転
  • 長周期地震時管制運転
  • 地震時乗場表示・報知機能
  • 2,730,000円 セット価格

    コメント:気象庁は2007年10月1日から、地震が来る前に震度と到達時間を知らせる「緊急地震速報」を国民に配信する。 この「エレベーター地震時管制運転システム」は、緊急地震速報をもとに、エレベーターの設置場所での震度と到達時刻を予測して、エレベーターを最寄りの階に停止させる「緊急地震速報利用地震時管制運転」と、建物と共振するロープの揺れ幅をリアルタイムで予測することにより、乗客の閉じ込めを低減する「長周期地震時管制運転」からなり、地震発生時の利用者の安全の確保と、エレベーター機器の保護を目的に開発されたもの。
    今後、「緊急地震速報」を受信すると警告灯が点灯、音声によるカウントダウン、ガスの遮断、ドアロックの解除、エレベーターの最寄の階への自動停止など、マンション全体がシステムとして対処する「緊急地震速報付」マンションも登場する。
    「緊急地震速報」システムはこれからの社会や生活になくてはならないシステムとなっていくだろう。
    (2007.6.22)

    RFS-1 (富士重工業)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    無人清掃システム
  • エレベータ連動清掃ロボットシステム

  • 個別見積もり  

    コメント:エレベータを使ってオフィスビル内を自律移動できる無人清掃ロボットシステム。
    清掃時間や清掃場所を指定すると、格納場所から自動で発進して、自車位置を確認しながら自動で床を清掃、エレベータに接地する光伝送装置と通信して、ドアの開閉を行い、各階に移動。清掃を終了すると元の格納場所まで戻る。
    清掃能力は最大3000?で、1回の充電で3時間以上の連続作業が可能。
    システム導入による省人化、清掃コストの低減が計られるため、現在、六本木ヒルズ森ビル、新宿エルタワー、晴海トリトン、中部国際空港などで約40台が稼動している。
    製造元の富士重工業をはじめ、住友商事、住商ビルマネージメントが新築、既存ビルへの販売を強化しており、新に10台の引き合いがきているという。
    2006年の「今年のロボット」大賞受賞。
    経済産業省の1階エントランスホールでもデモ走行が行われ、「役立つロボット」の成功事例として官公庁や企業担当者への良いアピールになっていた。
    その他、警備機能を加えた「RFS-2」や容器搬送ロボットなど、ニーズに合わせた各種走行型ロボットがラインアップされている。 (2007.6.17)

    <追記>マンションでの使用を目的とした「屋外型」を新たに開発。初号機を東京都内の新築賃貸マンション「ロイヤルパークス新田(東京都足立区)」に納入、運用開始。
    (2007.7.13)

    <追記>ツムラと共同で連結式搬送ロボットシステムを開発し、ツムラ静岡工場に導入。
    (2008.7.2)

    <追記>大阪市の「住友ビルディング」に導入。
    (2008.12.3)

    <追記>土壌消毒作業を自動で行う農業用ロボットシステムを開発(農林水産省の補助事業)。
    (2009.11.24)

    <追記>走行プログラム自動生成システムとオフィスエリア清掃ロボットシステムを発表。
    (2009.11.25)

    <追記>NEXCO中日本と高速道路のサービスエリア・パーキングエリアの休憩施設を自動で清掃する「サービスエリア清掃ロボットシステム」を共同で開発。
    (2010.3.30)

    セグウェイPT i2 (セグウェイジャパン)

    特徴 機能 価格 ワンポイント 詳細
    Simply Moving
  • 立ち乗り式電動二輪車
  • 920,000円〜
    法人のみ販売。講習を受講し、保険への加入義務がある。  

    コメント:2006年9月に発売された「セグウェイ」の新しいモデル「セグウェイ・パーソナル・トランスポーター(PTモデル)」。様々な地形に対応するLeanSteerというステアリングシステムを搭載し、体重移動だけで左右への方向転換ができるようになった。
    最大時速20km。12時間のフル充電で約24km〜39km走行が可能。
    搭乗者は18歳以上に限られ、積載重量は荷物を含めて45kg以上115kg未満であること。安全のためヘルメット着用を推奨している。また事前の実技講習と保険への加入が義務付けられている。法人向け販売のみ。
    セグウェイは、道路交通法上、公道で乗ることができないため、国内正規総販売代理店の日本SGIでは、工場や倉庫、物流センター、大学、研究所、ショッピングモール、アミューズメントパークなど広大な敷地を持つ施設内の移動や警備での活用、またロボット特区など特別なエリアでの使用を提案している。5月からはセグウェイを使った屋外ガイドツアーなどの企画を支援する「公認パートナー制度」も開始した。
    また、キヤノンマーケテイングジャパンが、キヤノン製のハードウェア・ソフトウェアを組み合わせたソリューションビジネスとして「セグウェイ」を販売していくことを発表している。
    (2007.6.2)


    <追記>ハウステンボス(長崎県佐世保市)で「セグウェイツアー」を開始。
    北海道「十勝千年の森」に続く公認ツアー。
    (2007.11.27)

    <追記>三井リース事業は、「セグウェイ」の法人向けレンタルおよびリース事業を開始。レンタル料を払ってレンタルし、購入の際には割引価格で購入できる「TRY&BUY方式」を採用。
    また走行中も回転せずにロゴやメッセージなどをアピールできるホイールキャップを用意し、広告媒体としての付加価値も提案する。将来的には、セグウェイとGPS、RFID、非常連絡装置などの連携も視野に入れている。
    (2008.5.8)

    <追記>国営ひたち海浜公園で公園管理に活用する実証実験(3ヶ月間)。
    (2008.5.21)

    <追記>JTB中部と中部国際空港内をセグウェイで見学するガイドツアーを開始(有料)。
    (2008.9.11)

    <追記>パシフィコ横浜が警備パトロール用にセグウェイを正式採用。臨港パーク」で両社共同の実証実験を2カ月間行なう。
    (2008.11.20)

    <追記>日本SGIの セグウェイ事業部門が独立して発足したセグウェイジャパン(株)に業務移管。
    (2009.4.1)

    2007年高齢者・障害者の次世代自立支援機器の市場性と介護施設のニーズ分析 (シードプランニング)

    特徴 機能 価格 詳細
    ICT及びロボット技術の介護・福祉機器への活用の可能性徹底分析  
  • 189,000円
  • ?ロボットメディア取材、執筆

    コメント:2006年4月の介護保険法の改正に伴い、大きな転換点を迎えた介護支援市場。障害者や高齢者の自立支援は、少子高齢化が急速な進んでいることから、もっともロボット技術が期待されている分野のひとつでもある。
    本書はロボットメーカー、病院・施設、機器レンタル企業、行政など19社・機関に訪問取材し、障害者や高齢者の自立支援機器に関する現状、課題、将来予測、国内外の動向などをまとめている。
    また次世代ロボット技術として注目されているパワーアシストスーツや電動車いすについても詳細な分析を行っている。2008年からは後期高齢者制度もスタートする。今後のビジネスの基礎資料として活用されることをお薦めする。?ロボットメディア協力、執筆。
    (2007.3.14)

    2006年カラー版 パートナーロボットの最新市場動向と重要技術・キーパーツ動向 (シード・プランニング)

    特徴 機能 価格 詳細
    パートナーロボット90台の市場性徹底分析  
  • 99,750円
  • ?ロボットメディア取材、執筆 <


    robocasa



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