月をみる

投稿日時 2007-10-9 20:14:00 | トピック: 視点

今年のSEATECでも目立ったのは、
「黒」を際立たせる大型フルハイビジョン対応のテレビ。黒がくっきりでればそれだけ色彩は鮮やかになる。

そこで思い浮かべたのは、惑星探査機が撮影した太陽系の写真集「BEYOND」。
惑星探査機によって、太陽、月、金星、水星、火星、小惑星、木星、土星、天王星、海王星の美しい姿が写しだされている。

特にボイジャーによる土星の写真は、
精緻な工芸品のようなリングの美しさに、ただただ魅入るばかり。
間近で見ることができたならどれほど感動するかと思う。

2007年9月、日本初の月探査機「かぐや」が打ち上げられ、先日、NHKのハイビジョンカメラによる「地球」の姿が公開された。

今後も月や宇宙の映像が送られてくると思うが、
青い地球をバックに漆喰の闇に浮かぶ月の姿は、さぞかし美しいことだろう。

ちなみに写真集「BEYOND」に、冥王星の写真はない。
資金難でボイジャーが到達できなかったというのが真相のようだが、冥王星が惑星から除外された今となっては、正解だったのかもしれない。



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