行くぞ、パーソナルモビリティ
投稿日時 2009-7-23 20:04:00 | トピック: 視点
| 7月1日から、幼児2人同乗用自転車が解禁され、安全基準を満たした自転車に6歳未満の子供2人を乗せることができるようになった。
この幼児2人同乗用自転車を含む、電動アシスト自転車、電動二輪車、電動立ち乗り自転車、シニアカーなど、個人が近距離移動で使う「パーソナルモビリティ」について先日まとめてたが、その中でも電動二輪車(電動スクーター)が今後おもしろいと思っている。
現在、日本で走っている電動二輪車のほとんどは輸入車。しかし、昨年あたりから国内のベンチャー企業が電動二輪車の開発・販売に参入しはじめている。
そのポイントは、 ・ガソリン車に比べ、構造が簡単 ・インターネットやホームセンターなど、バイク店以外の流通経路で販売 ・環境を前面に展開
リチウムイオン電池がまだまだ高価なこともあり、価格の安い鉛電池を使っている場合が多いので、重量が重かったり、1回の充電で走れる距離が短かったり、電池切れの際の充電設備が足りないなど、いろいろ問題はあるが、昨年のガソリン価格の高騰や既存オートバイの排ガス・騒音規制強化、そしてなにより人々の環境意識の高まりを受け、電動二輪車を取り巻く市場環境は上向きになりつつある。
また、かつて電動二輪車を販売していた大手バイクメーカーも来年あたりから、電動二輪車を販売する方向で、電動二輪車や電動立ち乗り自転車(セグウェイ、ウィングレットなど)※をはじめとするパーソナルモビリティは、今後、低炭素型都市交通手段のひとつとして活用事例が増えていくだろう。
※現在、電動立ち乗り自転車は道路交通法上、公道を走行することができない。
|
|