2008年上半期ロボット・トピックス
投稿日時 2008-9-11 20:58:00 | トピック: 視点
| 今年上半期のロボット・トピックスを挙げてみた。
○国産ジェット機の事業化
三菱重工が次世代リージョナルジェット機の事業化を発表。 当初の目論見とは異なり、全日空1社だけの受注とはいえ、いよいよ国産ジェット機の量産化に向け、出発。 また、HONDA JETが欧州でも受注を開始。
○画像センシング技術の商品化
デジタルカメラ(大人と子供を自動判別 <ソニー>、タッチ動体追尾<松下電器>)や、デジタルビデオカメラ(おまかせ顔認識<松下電器>、スマイルシャッター<ソニー>) など、顔認識技術を使った商品が今年も次々に登場。
また画像センシングによる新たな開発(登場人物の顔を検出・表示、人をもれなく追跡<富士通研究所>、ユニバーサルウォークでの実証実験>)も。
○クルマのインテリジェント化加速
クルマのインテリジェント化 (目の開閉状態を検知<トヨタ>、後方接近車両検知<マツダ>、居眠り検知<トヨタ>がどんどん進む。
またナビを使った各種支援・サービスも加速(ナビ連動ブレーキアシスト<トヨタ>、犯罪の情報をナビに<ホンダ>)。 特に松下電器はネットワークを使い家電を遠隔操作できるカーナビ「Fクラス」を発売。
○パワーアシスト機器の動き
ロボットスーツ「HAL」を今秋発売することを発表しているサイバーダインが「つくば研究開発センターを着工」。 またホンダが歩行アシスト機器を展示会に出品し、 東京農工大もウェラブルロボットの開発を発表した。
○その他
産総研は、使われるほど進化する音声情報検索システムと、次世代ロボット開発にとって重要な共通基盤技術のソフトを発表。 またロボットベンチャー4社が次世代ロボットの市場創出を目的とした連盟を旗揚げした。 環境意識の高まり、健康志向、石油高騰を受け、さまざまなタイプの電動自転車の発売が続く。
|
|