知・リターンズ
投稿日時 2007-6-17 17:59:00 | トピック: 視点
| 2006年3月に開催された自然科学研究機構主催のシンポジウム。
国の研究機関(今は独立行政法人ですが)が合同で科学の最前線を一般向けに講演するのは今回が初めてとあって、300人ほど入れるホールは開場と共に満席。
そこで講演した国立天文台台長の言葉。
「何故、1台100億円もする望遠鏡を国民が支持するのか。 それは喜びの共有があるからではないか。
天文台のホームページへのアクセス件数は、年2,000万ヒットである。
宇宙はどうなっているのか、宇宙に知的生命体はいるのか、 国民もそして我々研究者もそれを「知りたい」。 「知りたい」からやっている。
たとえ「宇宙に生命体がいない」としても、 その「いない」ということが「わかる」 ことに価値がある。
だから、その結果を国民に知らせないといけない。
科学は社会の中で行われるものだ」
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