産学連携必勝パターン
投稿日時 2008-6-15 22:43:00 | トピック: 視点
| 産学連携が各地で盛んに行われていますが、うまくいったという話はあまり聞かない。
そんな中、見事なビジネスモデルがある。 「頭を鍛える」ソフトの研究開発で有名な東北大学加齢医学研究所の川島研究室。
同研究室では、企業が開発した製品やシステムが、それらを利用する人の脳にどんな影響を与えるか、科学的に評価して、その情報をもとに企業での製品開発を推進する産学連携研究を進めている。
今度はヤマハ発動機とオートバイ乗車が脳の活性化に及ぼす効果について研究を行う。
産学連携において「科学的な検証と評価を商品開発に生かす」という手法は他でも例があると思うが、川島研究室の成功のポイントは、 いまだよくわからない人間の脳の状態をわかりやすい画像(脳機能イメージング)や数値に置き換えることで、「老い」をより豊かに過ごす商品や「子供」のすこやかな成長を支援する商品に説得力をもたせたこと、だろう。
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