サービスロボットの実用化とオズの魔法の言葉

投稿日時 2008-4-6 19:47:00 | トピック: 視点

(つづき)
就任1年目でJリーグを制覇した鹿島アントラーズのオズワルド・オリヴェイラ監督は、さまざまな言葉を使って、選手を奮い立たせてきた。
それは、「オズの魔法の言葉」と言われている。

曰く、
○6月は必ずアントラーズが上位に顔を出すはずです。そうした強い確信のようなものを持っています。
(5月終了時9位だったチームは、6月末には4位にまで浮上)

昨年の国際ロボット展の特徴は、サービスロボットのビジネスをいかにして立ち上げるか、に尽きる。

産業用ロボットからサービスロボットを開発、実用化するという大きな流れは見えてきたものの、併催セミナーでもサービスロボットのビジネスについて、国内外のさまざまな立場の人がさまざまな意見を述べていた。

それら意見を列挙すると、

・顧客ニーズに基づく開発
・顧客との共同開発
・ロボットではなく、課題解決のための機能の提供
・ロボット単体ではなく、システムを提供
・顧客の新しい価値の提供
・メーカとしての信頼性(品質管理、メンテナンスなど)
・機能の安全、安心
・人材の育成、教育 などなど。

しかし、いまだ、その「解」は見えてこない。

ふたたび、「オズの魔法の言葉」から。

○選手が手ごたえを感じていない限り、チームは機能しないもの。
(5月26日の甲府戦後に「監督としての手ごたえ」を問われ)

○この5試合の結果が今の自分たちの姿だ。言い訳はしない。
(リーグ開幕から5試合未勝利となった4月7日の大宮戦後)

そして、
○残り16試合を全勝すれば十分に可能性がある。「馬鹿なことを言う」と思う人がいるかもしれない。だが、そうした誰も信じないことでさえ、実現するように取り組まなければならない。なぜなら、私はプロだからだ。
(首位との差が今季最大の11に開いていた夏季キャンプでの言葉)


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