2010年のロボット

投稿日時 2008-2-26 20:28:00 | トピック: 視点

NECソフトウェア東北が、パーソナルロボット「PaPeRo」のアイデアを競うイベントを実施している。

家庭内にどうやってロボットを導入し、新たな市場を作っていくのか。

現在、それができないのは、
キラーアプリケーションがまだないからなのか、
販売価格が高い、費用対効果が伴わないからなのか、
現場ニーズに技術レベルが追いついていないためなのか、
充分な安全性が確保されていないからなのか、
それとも一般ユーザーのロボットに対する期待が高すぎるためなのか、
そもそも家庭内にロボットを必要としているのか・・・

多くのロボット関係者のさまざまな努力にも関わらず、なかなかその「解」が見出せずにいる。

NECのイベントの募集内容は、2010年の「PaPeRo」を想定し、
「どのような企業が、どのような人向けに、どのようなシーンにおいて、どのようなサービスを提供すると
『PaPeRo』が役に立つことができるのか」
というロボット関係者誰もが知りたいストレートなもの。

そして、そのアイデアは、
「現在もしくは近い将来に利用可能な技術の利用を想定したアイデア」であり、
「いつ実現するかわからない夢のような技術を前提にしたアイデアは対象外」としている。

なりふりかまわず、と言った感じだが、3月に発表される審査結果に注目したい。



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