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投稿者: admin 投稿日時: 2010-7-7 21:49:00 (1116 ヒット)

ロボカーサ・ドットコム内で取り上げるほどではないが、ちょっとだけ気になる付加価値商品を紹介する。

●エネポ EU9iGB (ホンダ)

家庭用カセットガスを使用した発電機。
パソコンなどの精密機器をはじめ消費電力900W以下の照明機器や電動工具、調理機器などに対応する。2本のカセットガス燃料を使用し、最大2.2時間発電することが可能。
片手で簡単に押し引きできる大型キャスターや折りたたみ式ハンドルを装備しながら、家庭でも収納しやすいサイズで、横置もできる。白を基調とした清潔感あるデザインもいい。
ガスパワー機器の第一弾『ピアンタFV200』もそうだが、機器使用の想定シーンや楽しいライフスタイルの提案を積極的に行う販売方法にいつもながら関心する。価格は10万4,790円。

●億歩計 FB-732 (タニタ)

1億歩まで計測できる3軸加速度センサー搭載の歩数計。
これまでの歩数計は10万歩〜100万歩までのモデルがほとんどだったが、1億歩まで計測できることで、日本1周(約19000km・約2714万歩)や地球1周(約40000km・約5714万歩)など、より高い目標設定が可能になる。また、1億歩の達成には1日1万歩で約30年かかるので、例えば子どもの節目節目の歩数を記録する成長記録としての用途も考えられるという。歩数計をライフログとしてとらえているところが新しい。ブラックとブルーの2色。 価格は、3,150円。

●F-LM100X (東芝ホームテクノ)

温度と湿度の変化に合わせて風量を自動調節する扇風機。
部屋の温度と湿度を二つのセンサーで感知して風量を自動調節する「デュアルセンサー」機能を搭載し、部屋の温度や湿度が上がると風量を強め、下がると風量を弱める。オープン価格。


投稿者: admin 投稿日時: 2010-7-2 16:57:00 (1106 ヒット)

2010年4月のロボティック・ライフスタイルニュースをまとめて。。。

<ロボティック・カー> 
・運転支援システム「新型EyeSigh」を開発 (富士重工)
・車の周囲360度表示するシステムを発表 (富士通テン)
・電動二輪車 EV-neo を12月に発売 (ホンダ)

<ロボティック システム> 
・遠隔操作型アンドロイド「ジェミノイドF」発表 (ATR)
・ロボットとAR技術を用いたEコマースサービスを開始 (サイバーステップ)

<ロボティック ミッション>
・災害対応支援ロボット「Quince(クインス)」を開発 (千葉工大など)
・小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル6月13日に地球へ帰還 (JAXA)
・国際宇宙ステーションに人型ロボットを送り込む計画 (NASA)

<イベント> → ロボティック・ドラマの項参照

<イベントレポート> → 月探査ナショナルミーティングの項参照
     


投稿者: admin 投稿日時: 2010-6-29 22:01:00 (1093 ヒット)

前原国土交通相がアメリカへの新幹線の積極的な売り込みを発表したその日、上海万博がはじまった。

TVで見る限り、日本館の展示内容はトヨタのバイオリンロボットにしろ、パナソニックのライフウォールにしろ、最先端の展示ではないが、それもそのはず、基本コンセプトが「愛・地球博」の理念「自然との共生」を継承したとのこと。

「日本産業館」も含め、市場投入のタイミングを見計らっている製品や、商品化したばかりの新製品をいかに中国市場に売り込み、浸透させていくか、そのショーケースとしての万博という位置づけになっており、今月半ばにNEDO主催で行われる人間支援型ロボットのイベントも同じ趣旨を感じる。

先端技術をわかりやすい展示やショーを通じて紹介しつつ、日本の製品を中国市場に売り込むというソフト戦略は、大阪万博から愛知万博まで、バブル期間を通じて数多くの開催された地方博を通じて養ってきた日本のイベント行政の成果ともいえる。
イベント行政は税金のムダ使いと目の敵にされているが、巨額の予算をかけて数々の失敗を経験したからこそ将来につながることもある「見本」のような気がする。
「生命体のように呼吸する」環境を前面に押し出した日本館も、紅紫色の蚕をイメージした外観デザインを含め、とても洗練された印象で、これもさまざまな展示イベントを通して経験してきた大きな成果だろう。

それにしても、発展する中国市場を狙っては、欧米も万博外交などを通じて積極的に攻勢をかけており、19世紀末の列強による武力侵略を少しほうふつさせるものがある。


投稿者: admin 投稿日時: 2010-6-24 21:03:00 (1161 ヒット)

前原国土交通相(宇宙開発担当)の私的懇談会が「宇宙庁」の新たな設置を提言した2日後、オバマ米大統領は 2030年代半ばに火星に人を送ることを発表した。

国際宇宙ステーション計画以降、国際協調路線に転じたアメリカの顔を伺い伺い宇宙政策を決めていた日本は、ブッシュ政権が掲げた「アメリカはもう一度月を目指す」に従い、じゃぁ日本も月探査に舵を切ろうとした矢先のアメリカ一国至上主義的方針転換に日本の関係者もあわてたのではないだろうか。

火星を目指すというオバマ大統領の発言には、月探査計画の中止を決定したことで、ロケット発射台があるフロリダ州などで雇用不安が広がったことに対する政治的意味合いがたぶんにあるようだが、大統領が火星往きを高らかに宣言することで国の宇宙政策の方向性がきっちりと決まった意味合いは大きいと感じた。
もちろん、月より約200倍も遠い火星を往復するのには2年近くかかることを考えれば、火星に人類が行くことが相当な困難を伴うことは誰が考えても明白だろう。

しかし、市民ランナーが町の10kmマラソンに200回出場したとしてもオリンピック選手になれるとは想像できないように、また、商店街の活性化イベントとFIFAワールドカップ開催とが、手間がかかることでは同じでも、波及する影響力がケタ違いであるように、月を目指すことと、火星を目指すことでは、根源的に大きな相違がある気がする。

先日の「月探査ナショナルミーティング」で、前国立天文台長の海部宣男氏は、
「何故、宇宙探査をするのか。それは、宇宙という場を借りて、人類が地球でより良く生きるため。また、宇宙探査は探検と科学である。月で技術や人材を育て、高めた上で生命の可能性のある火星を目指すべきだ。地球とは違う環境で育った生命が発見されれば、地球の生物を考えるきっかけになる。火星でなにができるのか、国民全体として考えるべきである」と述べていた。

宇宙探査の目的は、「われわれはどこから来たのか、われわれとはなにか、われわれはどこへ行こうとしているのか」、そんな人類究極の知らないことを知ることに尽きる。そしてまた、月と火星を比べれば、誰だって月より火星に行ってみたいと思うだろう。


投稿者: admin 投稿日時: 2010-6-23 18:19:00 (1084 ヒット)

国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の山崎直子さんは、日本人女性2人目の宇宙飛行士ということもあってか、献身的な夫や娘に支えられた良き妻、良き母としての姿がクローズアップされると共に、ISSに持ち込める化粧品の種類とか、着心地の良い船内服とか、女性ならではのワイドショー的視点での紹介が多い。

実際は分単位のハードな仕事をこなしているはずだが、それらは当然専門的なことなので、情報を提供するJAXAも国民、特に若者や女性が興味を持てる、わかりやすく親しみやすいイベントの紹介に注力しているのだろう。琴と横笛で「さくらさくら」を演奏したり、首相官邸で俳句を詠んでみたり ・・・・

先日開催された「月探査ナショナルミーティング」でも、「文化をからめた宇宙滞在の紹介は日本らしい」という意見も出たくらいなので、それはそれで意義があることなのだろうが、「文化」はとかく「日本的情緒」に代表される、非常にあいまいで感覚的なもの。いくら「文化」が大切だとわかっていても、それでは年間400億円もの税金を使ってISSを維持、使用していることを国民が納得できるだけの「説得力」を感じない。

「月探査ナショナルミーティング」にゲストとして出演した若田光一宇宙飛行士は、『日本がISS計画に参加したことで、宇宙開発での日本の存在感が増し、特に実験棟「きぼう」や運搬船「HTV」の成功は、諸外国から大変尊敬されている。自前の技術を持つことは大変重要』であるとし、宇宙開発では、基本的に宇宙船を持っている国の言語を使うことから、『スペースシャトルでは英語、ソューズではロシア語、中国の宇宙船では中国語を喋る必要があるが、それでは宇宙に行くための訓練がすべて語学訓練になってしまう』と流暢なロシア語を披露して、日本独自の宇宙船開発の重要性を暗に示唆していた。


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[ 書籍のご紹介 ]

『近距離移動用パーソナルモビリティの市場と将来性2011』

『高齢者・障害者の次世代自立支援機器と介護者・障害者のニーズ分析2010 』

『宇宙関連ビジネスの波及効果と有望分野 (PDF版) 』

『近距離移動用パーソナルモビリティの将来性 (PDF版)』

『2009年版 住宅・住設メーカーのRTの取組みとサービスロボット分野別市場規模』

『2008年版 企業向けサービスロボットの導入ユーザーの評価と今後の市場』

『2007年高齢者・障害者の次世代自立支援機器の市場性と介護施設のニーズ分析』

『2006, Update on the Partner Robot Market and Analysis of Key Technologies and Parts [Color Edition]』



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