視点 : マツタケ、又はトリュフも可
キノコ採りに行ったときのこと。
じめっとした薄暗い林の中で、はじめは中々キノコを見つけられないのだが、だんだん目が慣れてくると、キノコが生える場所がおおよそわかってくる。
採れ出すとおもしろくてどんどん、どんどん山の奥へと分け入ってしまう。
時折ニュースで、キノコ採りにいって行方不明になる人の話を聞くが、気持ちはわかる。
キノコの代表格といえばマツタケ。
アカマツの林に生え、地表から1〜2cm程度顔を出したところを、根本から押し上げるようにして採る。
マツタケの香りの主成分は、マツタケオールと桂皮酸メチル。
よく、ロボット普及の条件に「人智を超えた能力」が要求されたりするが、強力な嗅覚センサーを持つ「マツタケ発見ロボット」、誰か挑戦しないかなぁ。(トリュフも可)
店頭に並ぶ高価なマツタケを見るたび、思う。