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視点 : 978日×3宇宙食
投稿者: admin 投稿日時: 2007-10-3 6:49:00 (1209 ヒット)

<つづき>
火星を往復するには通常978日、約2年8ヶ月かかる。

地球、火星、金星の位置により、往復556日の飛行も可能なようだが、いずれにしろ長旅であることに変わりはない。

火星探査という崇高なミッションとはいえ、無機質な船内で毎日同じメンバーと顔を付き合わさなければならない生活は、大変なストレスになるだろうことは容易に想像できる。

数少ない楽しみのひとつである食事。
現在、宇宙食は約250種類ほどで、宇宙飛行士たちはそれらを事前に試食して、味と栄養価の両面を考えて献立表を作り、それしたがって食事をとることになっているようだ。

いろいろな国の料理も楽しめ、オーブンで温めることもできる。
しかし、そこは宇宙食。
地上と同じというわけにはいかない。

978日×3宇宙食。
火星に行くのはやっぱり大変だ。

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