NHKで放送されている「世界ふれあい街歩き」。
小さな路地や公園を気ままに歩き、そこで生活している人に気楽に声をかける。街や人を見つめる眼差しがとても優しくて、好きな番組のひとつだ。
以前、カナダのバンクーバーを取り上げていた。
立派な並木が建ち並ぶ古い住宅街に小さなドアのようなものがついた不思議な木がある。
ドアノブと、のぞき穴が付いていて、“666”というルームナンバーまで書かれている。
いったい、誰が住んでいるのかと通りすがりの人に話を聞くと、
「ここにはこびとが住んでいるの。この辺りでは有名なのよ」
街の誰もが知っていると言う。
以前バンクーバーに行ったとき、街の雰囲気がとても穏やかで、気さくな人も多く、いつかは住んでみたいと思ったものだ。
最近の日本では幼い子供や女性を狙った事件が多発しているため、街や人を見守る(24時間監視)ことが検討されている。
ロボットテクノロジーを活用するケースも今後増えていくだろう。
安心で安全な暮らしができることはとても大切なことで、
そのためにロボットが役に立つなら、大いに活用すべきだろう。
しかし、こびとがいると思える暮らしのほうが、幸せだと思いませんか?