<つづき>
「ロボット技術戦略マップ」の成果報告書では、
?産業用ロボット
?サービスロボット
?特殊環境用ロボット
?RT関連応用技術
それぞれについて現状把握と問題点、実用化に向けてのロードマップを作成して、将来を見据えた「ミッション型開発」を提案している。
また、
・生活の中でのロボット利用についてのアンケート
・シェフロボット、高齢者支援ロボットなどの利用が想定されるユーザ企業(ファミリーレストラン、マンション管理サービスなど)へのヒヤリング
・2015年のRT社会のイメージ
など、
延べ140名の専門家による、事細かな分析と将来像が描かれている。
もちろんこれらの実現に向けては、ロボット単体だけでなく、ロボットが動き易い環境作りや社会インフラの整備も同時に進めていく必要はあるだろう。
また世の中の動きに配慮した修正を加え(ローリング)、今後も引き続き戦略の制度を高めていく必要もあるだろう。
そして、時間もかかるだろう。
でも、後は「やるだけ」。
技術者、研究者はもちろんロボットに関わるすべての人が、
がむしゃらな気持ちと強いプロ意識をもって、「人に役立つロボット」を、
「やるだけ」だ。