日本の携帯電話の利用者数は約9千万人。
そのほとんどがNEC、松下電器、シャープなどの国内メーカーのもので、外国製の携帯電話を持っている人はほとんど見かけないし、まして韓国メーカーの携帯電話を使っている人は稀だろう。今までは。
日本の携帯電話は「ケータイ」というほとんど別物の最先端高付加価値商品なので、シェア比較にあまり意味はないのかもしれないが、
それでもグローバルな視点で見れば、携帯電話約8億2千万台のうち、日本メーカーの世界シェアは各社1%前後(ソニー・エリクソン除く)。
ノキア35%、モトローラー17.8%、サムスン12.1%、LG7.2%、シーメンス4.7%の6社でほぼ80%を占める※。
韓国のロボットは日本やアメリカのパクリが多く、今はまだ、なんだかなぁ、なのだが、
2000台の知能型ロボットを普及させるため、官民共同で「国民ロボット事業団」を発足させるなど、政府主導によるロボット開発に取り組み始めており、2015年には世界1位のロボット生産国を目指している。
トップレベルの技術とダントツの特許を持ち、「ロボット技術戦略マップ」の下、着実にロボット開発を進める日本ですが、
昨年のサッカーワールドカップでの「SAMURAI BLUE」などというキャッチコピーに浮かれる映像を思い出す度、
エレクトロニクスや携帯電話同様、韓国に世界市場を席巻させられてしまうのではと、心配にもなる。
「サムライ、ブルーになる」ことのないよう、気を引き締めていきたいものだ。
※「2005年の世界携帯電話端末市場の結果」ガートナージャパン