先日開催された2011国際ロボット展。
開催直前にトヨタの福祉・介護パートナーロボットや本田の新型ASIMOの発表があり、また、原発事故でロボットが取り上げられることが多かったことから、前回よりも来場者が多かったようだ。
ロボットは見ている分には単純に面白いと感じた来場者も大勢いたのではないか。
会場には、福祉・介護に関わるロボットも多く出展していた。
僕もたずさわった神奈川県主催の福祉・介護に関するセミナーも大変盛況で、介護・福祉分野に参入又は今後参入を考えているメーカーの担当者(製造、医薬、化粧品など)、介護・福祉の施設担当者、自治体の担当者、メディアなど幅広い業種の人たちが参加し、ロボットテクノロジーを介護・福祉の現場でどのように活用し、普及していくためには何が必要なのか、白熱した討論が行われた。
ロボットをどうすれば現場や生活に導入し、普及していくことができるのか。ロボットが見ている分には面白いから脱却する道筋がほんの少しでも垣間見えただろうか。