ロボカーサ・ドットコム内で取り上げるほどではないけど、ちょっとだけ気になる付加価値商品を紹介する。今回はかなりの番外編。
エックスショット (ランドポート)
2006年に富士フイルムが「顔キレイナビ」搭載のデジタルカメラ「FinePix Z5fd」(ロボティック・カーサの項参照)を発売してからというもの、新しい機能を売りにしたさまざまな機種が登場してきた。
ロボティック・カーサや「ちょっとだけ気になる商品」内でこれまで紹介してきたものだけでも、
・笑顔を認識して自動撮影する「スマイルシャッター」
・3枚までの画像を自動的につなぎ合わせ1枚のパノラマ写真が作成できる「パノラマモード」
・1秒間に30枚の超高速連写やスローモーション再生
・良い表情だけを自動セレクトする顔検出
・液晶の被写体にタッチすると、その被写体が動いてもカメラが自動で追尾、撮影する機能
・シミ・くすみが目立たず、ふんわり、なめらかな明るい肌色に調整するメイクアップ機能
・登録した大切な人の顔に自動でピントと露出を合わせる「個人認識」
・裸眼で3Dが楽しめる立体映像システム
・撮影した写真や動画を投影できるプロジェクター内臓カメラ
などがある。
この「エックスショット」は、指示棒のような先端にカメラやビデオを取り付けることで自分撮りやツーショット撮影ができるというもの。
棒は伸縮自在で、最長94cmまで伸びる。
セルフショットではうまくフレームに納まらなかったり、集合写真では撮影者が入れなかったりと、これまで写真やビデオを撮る際に困るケースがあったが、棒の先端にカメラを乗っけるという実にシンプルな発想によって、古くて新しい悩みを解消している。
慣れるまでは人前で使うには少し気恥ずかしい感じがするが、サンプル映像のようにこれまで見たこともないような映像が撮れる可能性があり、実際使ってみると結構重宝するかもしれない。
撮影は、カメラのタイマー機能を使用。ネジ穴のないカメラでは使用することができない。
販売価格は2980円(税込み、オープン)。