2005年2月に「TOKYO-BAY ららぽーと」にオープンしたパンのフードテーマパーク「東京パン屋ストリート」。
全体の装飾コンセプトは、北欧の田舎町。
非日常的な環境演出と、人気パン店の食べ比べができることや、ここでしか食べられない季節のオリジナル新作パンを目当てに、オープンから3年以上たった今も、相変わらず休日は混雑している。
遊園地やテーマパークが長く存続するポイントは、魅力的な世界観の構築とリピーター客の確保にあるが、重要な部分をなすのが、お土産品と「たべもの」の存在。
特に、そこでしか買えない、食べられない「もの」があるかないかは、その施設の魅力に少なからず影響する。
先月、「イーアスつくば」にオープンした「サイバーダインスタジオ」。
サイバーダインの研究成果をわかりやすいカタチで展開し、来場者の生の声を開発現場にフィードバックする役目も兼ね備えた施設だが、ロボットスーツ「HAL」というオリジナルなモノの展示はあるものの、残念ながら、そこにオリジナルな土産「物」、食べ「もの」の提供は、今のところ、ないようだ。