視点 : 日本のロボットが自ずと目指す先
北京オリンピックでのメダル獲得数で日本は、開催国の中国はもちろん、韓国をも下回りました。
三国は、体操、柔道、卓球など、得意種目がダブルこともあり、また顔も似ているので、ユニフォームや国旗がないとわからなくなることがあるが、競技スタイルはやはり少しずつ違うようだ。
あくまで印象としてだが、大雑把に言って、中国は「正確さ」、韓国は「がむしゃらさ」、日本は「美しさ」を追求しているように感じられた。
そして、上記プラス「独自の技術」に磨きをかけた選手が勝者になっていたように思う。
今後、中国、韓国、また欧米諸国とロボットで競合するようになると、似たような特徴のロボットが出てくると思うが、その時、日本が目指すべきは、やはり「美しい」ロボットだろう。
それはデザイン的な美しさはもちろん、機能面でも独自性が感じられるロボット。
そう考えると、日本のロボットはやがて自ずと「美しいヒューマノイド」に向かうような気がする。