ダイムラーの高級車ブランドのひとつ、マイバッハ。
4モデル(約4500万円〜6000万円)が、2002年から発売されている。
装備や仕様はすべてオーダーメイド。
内装の化粧板をウッドから大理石にすることや、前席と後席を液晶で瞬時にさえぎるパーティションの設定も可能だ。
マイバッハ・セールスセンターは1日1組限定の予約制で、オーナーともなれば専用のメカニックが入念に点検整備をしてくれるなど、世界共通のサービスが受けられる。
しかし、任意保険の加入条件が厳しい(盗難のリスクが高いので)ことを除けば、代金を銀行振込みとする以外に特別な購入条件は、ない。
日本では、昨年19台が成約となり、これまでに約130台が販売されている。(全世界では約400台)
もちろん、マイバッハに乗れる人は、限られている。
そして、ロボットを手に入れる人も限られている。
その違いは、
ロボットが高いから買えないのではなく、満足できるロボットがないから、買わない。
技術的な課題がゴマンとあることを棚に上げたとしても、「ロボットのマイバッハ」を目指すロボットメーカーの登場は、果たしていつになるのだろう。