視点 : 「宇宙」と「音楽」の親和性とロボットの代表曲
NHK特集で、スペースシャトルの宇宙の目覚め「ウェイクアップコール」を取り上げていた。
ジョン・レノンの「イマジン」や、ルイ・アームストロングの「イッツ・ア・ワンダフル・ワールド」、ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」など、普段聞きなれている多くの曲が、スペースシャトルや青い地球をバックに流れると、格別な印象を与える。
無限に拡がっていく「宇宙」に流れる「音楽」は、水を得た魚のように、生き生きと感じられる。
それにひきかえ「ロボット」と「音楽」はどうだろう。
「ロボット」から連想する「音楽」は、せいぜいアトムのテーマやYMOのくらい。
「ロボット」を代表する曲は、ない。
やはりカクカクと動くリズム感のなさ、躍動感のなさが、致命的なのだろう。