視点 : 知能モジュール
(つづく)
2004年に「RT (Robot Technology)」のコンセプトを前面に押し出して作成された「ロボット技術戦略マップ」。
2006年のローリング(見直し)では、そのRTの考えを「家庭や極限環境」にまで拡張した。
そして2007年のローリングでは、「ロボットの知能化と環境の構造化」、特にロボットの知能化について重点的に取り扱っている。
ここでいうロボットの知能とは、仕事をするための知能、つまり「環境適応能力」のこと。
社会ニーズに合った機能をもつ知能ロボットを実現するためには、再利用可能な知能モジュールの必要性を強調している。
そして知能モジュールを今後、ハンドリング、ロコモーション、コミュニケーションなど、ロボットシステムとして整備して、「知能の汎用性」を目指すとしている。
(つづく)