三井造船 超小型の管路調査用水中ロボットを開発
投稿日時
2009-3-24 18:32:00 |
トピック:
ロボティック ミッション
三井造船(株)は、流れのある圧力導水管内の状態を調査できる「管路調査用水中ロボット」を開発したと発表した。
本水中ロボットは、圧力導水管(500mm以上)内部の継手の状況や腐食の状況などを断水せずに調査することが可能なロボット。
ケーブルの繰出し/巻込み及びロボットの操縦を1人の操作者で実施することが可能。水中ロボット本体には、カメラ、照明灯)、スラスタ、浮力調整装置があり、水中ケーブル(300m)を通して地上に設置したモニタで管内の状況を見ながらロボットを操縦し、映像を記録する。
水道管をはじめ、工業用水、農業用水など全国各地には地中に埋設された圧力導水管があるが、老朽化が進んでおり、調査・補修が急務となっている。
しかし導水管の水を止めて調査をすると断水が広範囲に及ぶことから、従来は内部の状況を調査することが困難だった。
本調査用水中ロボットは断水せずに調査が可能となることから、今後本水中ロボットの需要が高まるものと期待されるという ・・・(詳細)
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