コラム 「硫黄島の彼方」

投稿日時 2007-1-14 22:59:00 | トピック: ロボティクス

土曜日の夜、「硫黄島からの手紙」を観てきました。

黒澤明監督の幻の映画、山本五十六と真珠湾攻撃を描いた「虎! 虎! 虎!」のように、孤立無援の戦いを強いられた栗林中将のトラジティ(悲劇)を描いた映画と捉えることもできるし、パン屋を営む庶民・西郷の家族愛を描いた映画とも捉えることができる、映画を観た人それぞれが様々な想いを抱けるような作りになっています。

もちろん、アメリカ生活体験者の栗林中将やバロン西が理想的な良い指導者像として描かていたり、5日もあれば陥落するといわれた硫黄島を長期にわたり死守した栗林中将の緻密な戦略の全体像や地下要塞下での想像を絶する飢餓の実態など、もっと描いてほしいことはたくさんあったとは思います ・・・(詳細)



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