産総研など 障害者支援住宅システム開発

投稿日時 2010-5-26 9:18:00 | トピック: ロボティック システム

産業技術総合研究所、国立障害者リハビリテーションセンター研究所、ミサワホーム総合研究所は、障害者が自立した暮らしができるように支援する住宅システムを開発したと発表した。

このシステムは、ジェスチャー入力装置と音声入力装置からなり、ジェスチャー入力装置は、ステレオカメラを用いて人の動作を検出。リモコンや機器を操作できない障害者でも、手や肩、頭の動きで操作することができ、障害者と健常者が同時にテニスなどのゲームを楽しむことも可能という 。
また、移動させたい物にアクティブキャスターを固定することで、遠隔から容易に操作することができる。

今後は既に事業化されている福祉機器も含めてモジュール化し、共通ネットワークで利用できるようにすることで、障害者に限らず、高齢者や健常者の生活の質も向上できるシステムの技術開発と標準化を進め、住宅の機能自体を静的なものから、センサーやアクチュエーターを積極的に導入し、部屋の間取りさえも能動的に変化させることのできる、障害者に合わせたRT住宅=次世代の住宅モデルを開発していく予定 ・・・



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