産総研など 生活実態に自動応答する省エネシステム(BeHomeS)を開発

投稿日時 2009-7-28 18:16:00 | トピック: ロボティック システム

 (独)産業技術総合研究所と(株)東芝、清水建設(株)、東芝ホームアプライアンス(株)、(株)関電工、東芝機器(株、積水化学工業(株)、(株)先端力学シミュレーション研究所は、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という)のエネルギー使用合理化技術戦略的開発/先導研究フェーズ「生活行動応答型省エネシステム(BeHomeS)の研究開発」(2007年度〜2009年度)において、住宅内ネットワークを通じて得られる家庭内機器等の運転情報から生活状態を推定する生活行動推定技術を開発し、各生活状態に合わせた合理的な省エネを実現する生活行動応答型省エネシステム(BeHomeS)を試作した。
今回、BeHomeSを組み込んだ実験住宅を構築し、4人家族が8月から半年間、実際に生活する滞在実験を実施して、その省エネ効果を検証するという。

BeHomeSを用いると、消し忘れの照明・空調等を自動停止するだけでなく、普段の給湯量を判断して無駄な湯沸かしを抑える給湯制御、採光・遮光・遮熱と窓による排熱を照明器具・空調機の運転と適切に組み合わせた省エネ環境制御、生活シーンに合わせた調光・温熱制御による省エネ制御などを自動的に行えるようになる。生活状態を自動判別し、生活状態に合わせた省エネを行うことから、生活者に我慢を強いることも、制御のための負担を与えることもなく、つまり、意識せずとも省エネを継続することができると予想されるという ・・・(詳細)



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