ボルボ 低速追突を未然に回避する安全技術「シティ・セーフティ」を新型車に標準装備
投稿日時
2009-6-3 20:09:00 |
トピック:
ロボティック ライフスタイル
ボルボ・カーズ・ジャパン(株)は、市街地や渋滞における低速追突を減らす最新安全技術「シティ・セーフティ」(低速用追突回避・軽減オートブレーキシステム)を、8月に発売を予定している新型「ボルボXC60」に全車標準装備すると発表した。
ボルボによると、衝突事故件数のうち約75%が時速30km以下で発生し、その約半数がドライバーの不注意によって衝突する瞬間まで、全くブレーキを踏んでいないことが判明。
今回日本市場に初めて導入する「シティ・セーフティ」は、このような調査に基づいて開発された安全技術で、主に渋滞時や交差点で発生する時速30kmまでの低速走行時の追突を未然に回避、もしくは追突ダメージを軽減するという。
同システムは、ルームミラー前方に位置するレーザーセンサーで、停車中もしくは同じ進行方向に進んでいる約6m先の前方車両の走行状態を常にモニターし、差し迫った追突の危険性を感知すると、ドライバーによるブレーキ操作に備え、ブレーキの反応を素早くする為にブレーキをプレチャージする。
それでもドライバーが反応せず、ブレーキを踏まなかった場合、シティ・セーフティが自動的にブレーキをかけ、同時にエンジン出力を抑制。両車間の相対走行速度差が15km未満の場合、追突を未然に回避し、両車間の相対走行速度差が15km〜30kmでは、追突のダメージを軽減するという。
その他シティ・セーフティのメリットとして、自車および相手側の乗員のむち打ち症の低減のほか、双方の車両修理費用の軽減や保険料を低く抑えられる可能性がある点などが上げられる。
(スイス・イギリス・ノルウェー・スペイン・オランダ・ベルギーなどのヨーロッパ諸国では、最大25%の保険料の引き下げを実施) ・・・(詳細)
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