パラマウントベッド 「睡眠と覚醒のリズム」を測定し記録・分析・表示する睡眠測定システムを発売

投稿日時 2009-5-26 23:13:00 | トピック: ロボティック・カーサ

パラマウントベッド(株)は、就寝中の「睡眠と覚醒のリズム」を測定し、記録・分析・表示するシステム「眠りSCAN(スキャン)」の販売を5月末に開始すると発表した。
介護施設や地域医療のほか、健康や美容など、様々な分野での活用を計画している。

 「眠りSCAN(スキャン)」は、マットレスの下に敷いた高感度センサーが、体動などの微弱な振動を捉えることで、睡眠・覚醒を測定するシステム。
体に何も装着せずに測定できるので、睡眠を妨げることなく長時間使用でき、また、寝ている姿勢や位置による影響をほとんど受けることがないという。。

 高齢者施設や病院などにおいては、利用者一人ひとりの生活リズムを把握し適切なケアを行うため、睡眠について記録をとることを重視している。これまでは職員の方の目視に頼っており、業務の負担増と、眠っているのか、横になっているだけなのか判断しづらいという不確実性が課題となっていた。

「眠りSCAN」によって睡眠パターンを簡単かつ正確にデータ化し、情報をケアプログラムに活かすことができる。例えば、昼寝の時間が長く、夜間の覚醒が多い場合には、昼間のリハビリを増やすなどして、利用者の日中のQOL(生活の質)を向上させるとともに、夜間の睡眠の質を高める可能で、また夜間の徘徊なども減らすことができ、転倒防止や職員の方の負担軽減などにつながる。LANを利用すれば睡眠・覚醒の状態をリアルタイムでパソコンに表示できるので、目が覚めたときにトイレに誘導するなど、利用者本位で効率的なケアへの活用も可能 ・・・(詳細)



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